本日の気になるニュース(2021年5月27日)

2021年6月1日日々のクリップ

本日の気になるニュース

読売新聞2021年5月27日朝刊社説

産経新聞2021年5月27日 産経抄

パンデミック下で開催する意味、大義は、開催都市契約、国際約束以外の何なのか。それを産経子に改めて述べてもらいたい……。

自公政権に近い読売新聞、産経新聞には為政者のいわば代弁も可能かとも思う。下記。

朝日新聞2021年5月27日朝刊 五輪とコロナ、為政者は「答責性」自覚せよ

正義とは、自己の権力欲や他者へのバッシングを合理化するイデオロギーではない。逆だ。自分の他者に対する行動が、たとえ相手の視点に立ったとしても正当化できるか、その反転可能性を自己批判的に吟味してみることである。

https://www.asahi.com/articles/ASP5V43T4P5SUCVL02K.html

答責性は、だから実はすべての人に課せられる。互いに批判し合い、変わってゆく寛容さ。公共性にとって不可欠な、対話の営みのことなのだ。

https://www.asahi.com/articles/ASP5V43T4P5SUCVL02K.html

朝日新聞2021年5月27日夕刊 「五輪の感染対策不十分」「中止が安全か」 米誌に論文

「IOCによる五輪開催を進める決定は、最善の科学的根拠によってなされていない」と批判した。

https://www.asahi.com/articles/ASP5V7G1KP5VULBJ018.html

上記記事で言及されている論文。

東京五輪、「疑惑をかけられた偉い人」が全員“逃げ続けている”日本のメチャクチャさ(武田 砂鉄) | 現代ビジネス | 講談社 2021年5月27日

【江川紹子の懸念】国民に犠牲を強いる“五輪至上主義”と、不安に答えようとしない菅首相 2021年5月26日

朝日新聞2021年5月27日朝刊 (論壇時評)コロナ禍と五輪 傷にふれて、語り継げるか 東京大学大学院教授・林香里

日本に生きる私たちは、五輪のために建てられたスタジアムや選手村を、後年、どのような「記念碑」として見上げることになるだろう。私たち市民にとって、もはやなぜ開催するのかさえわからなくなっている失敗五輪を、せめて傷として記憶し、後世に語り継ぐことができるだろうか。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14918066.html

五輪ありきでコロナ対策も迷走中。ふれあいを奪われた日本社会で、論壇は社会を分断せず、つなぐものでありたい。

伊藤が解説する日本語の言葉の妙から、少しだけ、未来へと希望をつなぐ。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14918066.html

本日のTwitterから

対話、議論の可能性について、昨夜から考えていたところだった。